お天気の日はぽかぽか 私もあなたとぽかぽかのんびり日向ぼっこです

曇りの日はおひさまがかくれんぼ 私もあなたとかくれんぼです

雨の日は…

 

あまいろDrops

 

今日は日曜日。

学校はお休みです。

私はリキと一緒に買い物です。

「いっぱい買ったね」

「はい!これだけあればマサトも充分だと思いますよ」

「そうだね。クドがお弁当作ってくれるようになってから、真人もなんか嬉しそうだしね」

「わふっ?本当ですか?」

「うん。学食よりもボリュームがあっておいしいって言ってる」

「わふ〜。うれしいです」

来週一週間分ものお弁当の材料を買って、リキの用事を済ませ、2人が揃って外へ出ると、いつのまに降り出したのかどしゃぶりの雨空です。

「わふー困りました。まさかこんなに早く降ってくるとは思ってもみなかったので、傘は荷物になると思いまして、もってきませんでした。リキは?」

「僕も持ってないんだ。ちょっと待って。買ってくるよ」

「あっすみません!お願いします」

 

しばらくお店の入り口で大きな荷物を両手に抱えて待っているとリキがビニール傘を片手に戻ってきてくれました。

でも、手にしていたのは一本きりです。

「あの、傘…」

「ああ、ほら2人とも両手に荷物いっぱいでしょ?とくにクドは手が小さいし、その上傘も持つとしたら大変かな?って思って。僕が差すから一緒に入っていきなよ」

「わふっ!いいんですか?」

「うん。あっでも、ビニール傘だからちょっとキツいかな?」

「いえ、私は見てのとおり小さいですから、大丈夫ですよ。それではお言葉に甘えて失礼します」

「はい、どうぞ」

リキも私の買った荷物の半分を抱えているのに、傘まで持ってくれて本当に彼は優しいです。

少し前の私だったら、きっとこんなに傍にリキを感じてなんともなくないわけなかったのに、今はお兄さんと一緒に相合傘をしているようなそんな気分です。

でも、もしこれがマサトだったら?

ふとそんなことを考えたとき、私は自分の両頬がカッと熱くなるのを感じました。

「わふ〜」

「どうしたの?クド」

「いえ、なんでもありません。早く帰って、マサトと一緒におまんじゅうを食べたいですね」

「うん。そうだね」

マサトと2人、相合傘…ですか。

でも…

ふと脳裏に浮かんだ私とマサトが並んで歩く姿に、おもわず熱の上がった頬は一気にさめてしまいました。

(なんか…ちぐはぐすぎて悲しくなってきちゃいました)

バスターズ一小さい私と、大きいマサト。

相合傘を仮にしても歩きづらそうで、きっとマサトは迷惑するだろう。

むしろ、「俺はいいから」とかいって傘もささずに先を行ってしまわれそうで…

(もっと身長ほしいです)

今もなお、降り止まない雨を見上げ私は少しアンニュイな気分にさえなっていました。

 

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