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視点は輝二。内容は二拓♀。7のアフターエピソードです。
にょ拓があまえん坊と化してるため、相当あまあまなのでご注意を! :;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+
微熱の作用
拓也が熱をだして学校を休んだ。 きっと昨日の無茶が影響したんだろう。 輝一と泉も一緒になって川の中に足突っ込んでいた割には、大丈夫みたいなんだが、拓也は2人と違って薄着だったし、アイツらより1時間ほど余計に水に足突っ込んでたっていうから尚更か。 朝一のメールで「学校休むから待ってなくていい」なんて拓也から連絡あったときは、さすがに驚いたけどな。 小中と皆勤だったって自慢げに言ってた奴が、まさか俺のやったヘアピン1つのために風邪引いて熱出すなんて思いもよらなかった。 結局、最初にやった奴は見つからなくて、拓也は俺が全く同じのを見つけ出して、手渡したときも何度も「ごめん」と謝ってきた。 今もきっと昨日のこと思って落ち込んでるかもな。 そう思って、俺は拓也の見舞いも兼ねて様子を見に行ってやることにした。 拓也に見舞いに行くことをメールで告げれば、「風邪うつすかもしれないから来るな」って返された。 でも、アイツだって俺が学校休んだとき、見舞いに顔だしてくれたわけだし、やっぱり何よりも拓也の顔を丸一日見られないことが一番耐えられないからな。 なんて拓也のことばかり考えているうちに、気がつけば俺は自由が丘の駅で降りていた。 「たしか拓也の家はこっちの方角だったよな」 小学生の頃に泉たちと数回言ったきり、以降は拓也の家なんて上がった記憶がない。 微かな記憶を頼りに改札を抜け、住宅街を目指して歩いていく。 「あれ?もしかして輝二??」 「…おまえ、たしか拓也の弟の」 途中、拓也が桃缶が好きなことを思い出して、見舞いの品として買っていってやろうと、近くのスーパーへ入ったのだが、ちょうどそこで拓也の弟に出くわす。 「信也だよ。将来義理の弟になるかもしれない俺の名前くらい覚えとけよな」 「ずいぶんと気の早い話だな。拓也本人にでもそう言われたのか?」 おもわず苦笑しながら、そう問いただせば信也は「まさか」と大笑いだ。 「姉ちゃんがそんなこと言うわけねーだろ?俺的、勘だよ。まあ、俺としては輝二より一兄の方がいいんだけどさ、一兄は泉さんと付き合い始めたって姉ちゃんから聞いたからさ。じゃあ、仕方ねえやってことで輝二で我慢してやろうって思ったわけ」 「そうか。それはありがたいお言葉だな」 「どういたしまして。で、輝二はこれから姉ちゃんの色気のない寝姿見に行くのか?」 「見舞いに行くのか?じゃないのか。普通」 「まあ、普通ならそうだろうけど、健全なる男子なら、その先のついうっかりとかあるかと思って。たとえ、姉ちゃんが色気の欠片もない体でもさ」 「殴られるぞ。おまえ」 「避けるの慣れてるから平気〜。あっそうだ。さっき、そこで母さんと会ったんだ。だからたぶん、今家にいるの姉ちゃんだけだぜ。たぶん呼び鈴鳴らしても出てこなさそうだし、俺が許可するから勝手に入っていいよ。母さんには輝二がお邪魔してるって見つけたらいっとくし、それと俺はこの後、友樹んとこ行くからしばらく戻らないから、姉ちゃんのことよろしくな。じゃあ、せいぜいがんばれ!輝二」 「それはどうもご丁寧に」 信也から鍵がかかってるだろうからと、合鍵を貸してもらい、買い物を済ませスーパーを出る。 途中、信也が言ってたとおり、拓也の母さんに会い、見舞いに上がることを話しておいた。 信也が信也ならその母も母だ。 同じようなことを俺に言っていった。 叔母さんの話によると、拓也はだいぶ回復しているらしく、明日には学校へ行くとか言っているらしい。 家には勝手に入っていい。と神原家より了承をいただいた上で、呼び鈴も鳴らさずに勝手に家に上がらせてもらう。 階段を登って、拓也の部屋の前。 軽くノックする。 「なに?母さん?帰ってたの?それとも信也?」 「違う。俺だよ」 「え?やだ!その声って輝二??え?あれ…でも、今家には誰もいなかったんじゃ」 「途中で叔母さんと信也に会ってな。勝手に入っていいって鍵も借りてさ。後、おまえのことよろしくって言われたとこだ。入ってもいいか?」 「ちょっちょっと待て!今、着替えてるとこなんだよ」 扉の向こうでバタバタと慌ててる物音が聞こえ、それからすぐに拓也が何かに盛大に躓いた音。そして水音がバシャンと聞こえ、相当混乱しているようだ。 「拓也?大丈夫か?」 何かをこぼしたらしい音に俺はいても立ってもいられず勝手にドアを開け、中を覗き込んでいた。 「わわっ!バカ!!まだ入るなって!!」 「ったっ拓…」 おもわず視線は床一面に広がる水溜りよりも、その場に上半身裸でうすっぺらなタオル1枚でその小さな胸元を隠す拓也へと注がれていた。 「あっ汗かいてたから、体拭いてたんだよ。母さんも出かけた後だったし、自分でやるしかないなって…なのに、おまえが何の前触れもなく来るから」 「わっ悪かったな。とりあえず、俺が床拭くからおまえは早くパジャマ着ろ」 「そうしたいけど、背中まだ拭いてないから気持ち悪くて着替えたくない」 俺が拓也が脱ぎ捨てたパジャマで、とりあえずと床の水を拭き取っていくのを見下ろしながら拓也がらしくない我侭をいう。 「そんなこと言ったってな」 「拭いて…こっちもさ」 「どっちを?」 「背中…」 「はあ?」 いつもの拓也なら俺に肌を見せることなんて絶対にないことだ。 むしろ、ちょっと変なとこ触れば鉄拳が飛んでくるくらいなんだから、当然だ。 なのに、今日は微熱が残っているせいか、様子がおかしい。 床の水は拭き取れたが、今度は拓也の汗ばんだままの背中を拭くことになるとは思ってもみなかった展開だ。 拓也は自分の胸元を覆っていたタオルを外して、俺に背を向けたままそれを投げ渡してくる。 両手で小さな胸を隠すように覆いながら、俺に背を向けたまま「早くしろよ。風邪、ぶり返しちゃうだろ」と文句を言ってくる。 仕方なく俺は拓也の小さな背中を濡れたタオルで丁寧に拭いてやることに。 いつもは制服越しにしか抱きしめたことのない背中。 綺麗な白い背中に、見惚れおもわずそっと指を這わせていた。 「ひぁっ!!…あっこっ輝二?なっ何?」 「あっすまない。なんでもない。ほら、拭き終わったから早く着替えろ」 俺は拓也のパジャマとたらいをタオルと一緒に、階下へと持っていきながら、つい成り行きでしてしまった行為から逃げるようにして部屋を後にした。 「いつもなら殴られるとこだよな。アレは」 脱衣所を見つけ、そこにたらいとパジャマ、タオルを置いてくる。 ついでにキッチンへ立ち寄り、りんごをすりおろしたのと、桃缶をそれぞれ器に盛り合わせて、拓也の待つ部屋へと戻っていく。 「拓也。もう大丈夫か?」 「あっおっおう!もういいぜ」 念のため、部屋に入る前に確認を取ってから戸をあける。 拓也は相変わらず耳まで真っ赤になりながら、ベッドにおとなしく座り込んでいた。 「ほら、おまえの好きな桃缶買ってきてやったぞ。後、りんごすり下ろしてきた」 「うわあ!輝二、おまえいい奴だなあ」 「以前、おまえが俺の見舞いに来たときに自分で桃缶持ってきておきながら、結局全部食っちまったこと思い出してな。好きなんだろうと思って買ってきた」 「あ…あんときは悪かったな。おまえのために買ってきたつもりだったんだけど」 「おまえが食いたそうにしてた時点で、俺のためっていうよりかは自分が一緒に食いたかったからにしか見えなかったぞ」 「えへへっそうか?」 ベッド脇の小机にトレーを置きながら、くだらない話で笑いあう。 しかし、拓也の手はいつになっても目の前の桃に手を出すこともなければ、すりおろしたりんごに手をつける様子もなく、しきりに話の合間に桃と俺を交互に見るだけ。 「どうした?食わないのか?それとも、まだ食えないか?」 「ん…いや、そうじゃないんだけどさ、その…俺、病人なんだけどなあって思ってる」 「あ?意味が分からないんだが」 「つっつまり…その…食わせてよ。あ〜んってしてほしい」 もじもじとしながら、拓也は上目遣いで俺を見上げながら、俺の服の袖を軽くつまんで小さな声で「いいだろ?」と甘え声。 そこまでされて、拒む気なんてさらさらない。 俺は言われるがままに拓也の口に、桃を一切れ運んでやる。 「どうだ?うまいか」 「うん!甘くておいしい。輝二も食うか?」 「いや、俺はいい。おまえが全部食え」 「でも…おまえ、一回も食えてないじゃんか。前だって俺が」 『だから』といって、拓也は今度は俺に向かって桃を一切れ、フォークに刺すとそっと口元へと運んでくる。 「ほら、輝二『あ〜ん』ってしろ」 こんな可愛い拓也、きっと今だけなんだろうな。 そう思いながら言われるがままにする俺も、相当甘いのかもしれないな。 「次、こっち」 「すりおろしのりんごは下手するとこぼすから、自分で食え」 「やだ…輝二に食わせてもらいたい。どうしてもこぼすことが気になるなら…くっ口移しとかどうだ?」 「なっ?!」 本当に今、目の前にいるのは神原拓也本人なのか? おもわず疑いたくなるような言葉を今、発する拓也は相変わらず熱に浮かされた状態で、瞳を潤ませ「ダメか?」と甘え声で擦り寄ってくる。 「もしかしたら、俺、そこまでしたらきっと我慢の限界くるかもしれないんだが、それでも大丈夫か?」 「ん…まあ、母さんたちが帰ってくるまでなら、いいよ」 「……(こいつ、拓也じゃないだろ。まやかしか?)」 そっと瞼を閉じ、口を微かに開け「早く」と囁く拓也。 桃缶を口にした後なせいなのか、拓也の唇がいつもより艶っぽく見える。 その上、ゆったりとしたパジャマの上着の隙間から白い胸元が露になっているのが、軽く前のめりに構えてキスを待つ拓也の体勢から丸みえになっていることに気づかされる。 (ちょっと待て!こいつ、さりげに俺を誘っているのか?ありえないだろ?普段はちょっと舌いれただけで、ぶん殴ってくる奴が、それ以上のことできるわけ…) 「輝二?どうしたんだよ。早くしないと母さんたち帰ってきちまうだろ?」 薄目を開けて、拓也は俺がいつまでたっても来ないことに痺れを切らしたのか、信じられないことに自分から唇を重ね合わせてきた。 口移し目的はとうの昔に忘れたかのような大胆さと、拓也の意外な色香に惑わされて、そのまま拓也をベッドの上に押し倒す。 「んっ…輝二…?…」 「拓也…1つに…なろう。今度は魂だけじゃなくて体もな」 「輝二…。うん…来て」 熱を帯びた肌にそっと触れ、拓也の細い首筋に優しく口づけたときだった。 「ただいま〜!輝二くん〜ごめんなさいね〜。遅くなっちゃって」 「?!…こっこのタイミングでかよ」 「母さん、帰ってきちゃったみたいだな」 そっと俺の髪を撫で、束ねた髪のしっぽの部分に優しく唇を触れさせながら拓也は「また今度な」と俺の胸を優しく押し出す。 (たぶん、その『また』は拓也が再び熱を出したときか、或いはこいつが今日ぐらい素直になったときになるんだろうけどな) きっとそれは当分先の話。 愛しの可愛い姫君は満足げに微笑みを浮かべ、ベッドに仰向けに寝転んだまま、そっと手を伸ばし俺の手を握ってきた。 「俺、もう少し寝たいから寝るまで手握っててよ。それと…お休みのキスほしい」 「分かった」 そっと折り重なり、優しく拓也のシロップづけになった甘い唇へと自らの唇を重ね合わせ、最後に優しく表面を舌で舐めとってから離れる。 「ん…あっ…」 軽く感じたのか、拓也は甘い声をあげて吐息を漏らす。 「今日の拓也はとっても甘いな」 そっと額の髪を掻きあげながら、今度は額にキスをしてやる。 気持ちまだ微熱を含んだ体は、きっと拓也を素直にさせる作用を持ってる媚薬に近いものかもしれない。 それとも、拓也が少しだけ女として進化した証なのだろうか? どちらにしても、今日は俺にとって最高の日であることに変わりはないようだ。 end --さすがにエロいことはさせねーよ!みたいな。 だって表だし、後で書いたミィ吉さんが何ヶ月後かとかにそれ読み直して恥ずかしい!と思いたくないじゃん。恭理♀で微エロのブログログとかあったりするの読むと「ひぃー!」ってなるくらいきもい。 (もしかしたら消してあるかも…過去ログからも) まあ、エロ文章もきもくない書き方してたら、そんな恥ずかしくないんだろうけどな〜。 ある意味、うまくまとめてあればそんなに読みづらくない。他のとこのBLエロあり小説とかは普通に読めるよ。って思うしな〜。 エロ文章は書きなれてないから、やっぱり無理かもw 輝二さんは永遠にお預けわんこだな…もう決定 |