にゃんだふるライフ

※猫にされちゃいました?のおまけ。
天馬も猫になったのを読みたいとリク受けたので!!

「……で?なんで、今度は天馬も猫耳、しっぽつきなんだ?」
「ううっ…ひどいよ。
--あの一件から翌日。
一晩明けたらの猫娘化は元に戻ると聞いていた俺と神童は、少し残念な気持ちもありながらも、いつものように朝練に参加すべく早朝のサッカー棟へと入ったわけだが…。
「猫になった天馬がどれだけサッカーボールに反応するか見て見たくなったのです!」
「ほお〜…昨日あんなに泣いてたくせに、元に戻った瞬間、いつもの調子取り戻し、挙句の果てに天馬にクッキーの隠し持ってた分を食わせるとはな」
「大丈夫です!ポケットに潜り込んでた1欠けしか与えてませんから、朝練終わる頃には戻りますって!そ・れ・に〜」
にやりと笑いは猫耳としっぽをつけた猫少年にされた天馬を俺の前に突き出し「おもわず抱きしめたくなる可愛さでしょ?」と俺に同意を求める始末。
ちなみに俺の斜め後ろでこの情景を目の当たりにした神童は今や卒倒寸前でのぼせ上がっていた。
「……昨日の今日で、ちょっとは反省し大人しくなったかと思っていたんだが…全く反省してないようだな!おまえは!」
「え〜?あたし、反省してますよぉ〜もうつまみ食いはしません!」
えっへんと胸を張るの影では天馬が相変わらず猫耳としっぽを項垂れたまま、「練習できない」と嘆く姿がある。
俺は天馬が可愛いを通り越して哀れに思いはじめると同時に、ふと天馬が抵抗した際にこぼしたのであろうクッキーの半欠けがテーブルの上に残っていることに目を止める。
それを素早くに気づかれないように摘み取ると、俺はさっきまでの険悪な表情を一切拭い去り、これでもかといわんばかりの優しい笑みをへと浮かべてみせる。
「そうか。そうか。おまえも一人前に反省するだけの良い子になったんだな。よしよし」
「んにゃっ///らっ蘭丸しぇんぱい〜///」
不意に頭を撫でられたことに、動揺したのか分からないががなぜか昨日のにゃんこモードに戻り、今にも喉を鳴らして擦り寄ってきそうな勢いでふにゃんとなった。
(うっ…一瞬、マジ可愛いとか思って罰を与え損ねそうになったぞ)
そう思いながらも、俺はすぐさまの隣でしょげている天馬へと目を移し、一息つくと間髪いれずにの口にクッキーの欠片を押し込んだ。
「よしっ!いい子のにはご褒美な!口をあけろ」
「ふぇ?わあい!ご褒美〜!あーん!」
--パクッ。
バカか。この女は…
あまりに警戒心なさすぎなにおもわず呆れる俺。
数秒後。
ミーティングルームには見事な双子猫が誕生するのであった。
「よしっ!天馬、おまえの姉ちゃんも同罪になったからな。今日はこれで我慢しろ」
「…霧野先輩がそう言うなら」
「騙すなんて…ひ〜ど〜い〜!!」
「「それは()おまえも同じだろ!」」
自分の悪戯は棚にあげて、俺からの仕打ちに文句を言うに、俺と天馬が同時に言い返したのはいうまでもないことだ。

-end-

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